学校長挨拶

　この度は、長沼町立長沼中学校のホームページをご覧いただきありがとうございます。今年度、長沼町立長沼中学校長として着任いたしました尾花 靖宏と申します。どうぞよろしくお願いいたします。

　本校は、平成２７年４月に町内３中学校（北長沼、南長沼、中央長沼）の歴史と伝統を引継ぎながら新たに生まれ変わった学校で、今年度、統合１０年目の節目を迎えました。また、風光明媚な田園風景を見守る馬追山をはじめとした緑豊かな丘陵は、通称「希望の丘」と呼ばれ、校歌や各種お便りの名称に愛着をもって使われています。

　昨年度、小中一貫教育推進の元年と位置づけ、グランドデザインの作成、教科系統表の作成や乗入れ授業の実施など、着実に一貫教育の歩みを進めてきました。令和５年３月には長沼町教育委員会から「長沼町一体型義務教育学校基本構想（案）」が示され、令和９年４月には長沼町義務教育学校の開校が予定されています。小中双方の教職員が目指す子供像を共有し、系統性や連続性を配慮して教育活動を推進することで、「一人一人の学びをしっかり支え、誰一人取り残すことのない教育」の実現を目指しています。

　そのための学校経営の重点目標を「認め合い・支え合い・磨き合い・分かち合う学校の創造」と設定しました。その実現に向けて本校が最重要視するキーワードが「自立と共生」＆「コミュニケーション」であり、生徒はこのキーワードを胸に、自分の可能性を信じ、自己実現に向けて３年間の教育活動に取り組みます。

　同時に教職員は、プロ意識を持った教職員集団「チーム長中」を組織し、情と理を基盤としながら生徒に寄り添い導き育てる生徒指導に努めます。また、子どもの学びの質や教育公務員としての資質向上に取り組み、保護者・地域の皆様の期待に応え、信頼される学校を目指します。どうぞよろしくお願いいたします。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　令和５年４月　長沼町立長沼中学校長　尾花　靖宏